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January 30, 2007

昨日の夢

妙にリアルな夢を見た。

その夢は海岸線を見下ろす山の斜面から始まっている。
斜面に陣地を敷き、攻撃準備を整えている。
陣地設営の指示を出す私。相手は海岸線から上陸してくる。

洞窟を利用した横穴に機関銃を設置し、斜面に小銃部隊を展開する。
予備弾薬を置く場所を決定し、機関銃の射線を確認し、弾薬交換のシミュレーションをする。
小銃部隊には、分散して配置することと、木々に隠れること、偽装を充分に行って発見されないようにすること、指示があるまで待機すること、無駄な連射は避け、基本は3発連射と休止を繰り返すよう伝える。(こ、細かい・・・)

自分は大きな無線機を背負い、耳にはインカム。アンテナがついたヘルメットをかぶって藪に潜んでいる。。。口の中にはそこはかとない砂の感触が。気温は初夏頃で、海から吹き上げる風はなかなか気持ちいい。汗で湿った感触が風で乾燥していくのが判る。

こちらの状況は、地理的に俯射の位置、遮蔽物も多く、準備も万端。状況的には圧倒的に有利である。
しばらく時間があるので、武器の手入れと休息の指示を出し、部隊を振り返ってみると、偽装も上出来。藪や木々にうまくマッチしている。
隊員も萎縮したところがなく、武器の手入れをするもの、まずは休息をとるもの、それぞれリラックスした状態。これも悪くない。

射撃の指示をだすと、海岸線に向け、一斉に攻撃を加える。なぜか敵はまったく見えないが、激しく撃ち返して来る。

で、音と射撃の爆風が異常にリアル。映画で見かけるちょっとウエットな音ではなく、もっと乾いた音が異常な音量で迫ってくる。まさに64式小銃(現在も多く使われている自衛隊の制式銃)の射撃音である。
敵からの弾の風きり音も激しく聞こえてくる。

で、ここで「これは絶対に夢だ。」と確信して目を覚まそうとするが、なぜか覚めない。
おいおい、夢でしょって強く思うと、周りは真っ暗になっても音がやまない。

目が覚めたけど部屋が暗いから真っ暗なのか?それともまだ夢なのか?それが判らない。

どうしても耳から射撃の音が離れず、これは夢じゃなくて変な耳鳴りか何かかも?と心配になったところで目が覚めた。

これは明らかに硫黄島からの手紙の影響。あの山は擂鉢山で、それも一度足を運んだことがある斜面。確かその横穴には、艦艇からはずした艦砲が設置されていて、被弾したまま放置されていたと記憶している。
あの風とあの温度、それにあの風景。
多分間違いない。
映画と、硫黄島の記憶と、戦闘訓練の記憶、これが混在して出てきたものだろう。
装備は現代になってたし。

戦争映画を見ると、映像と自分の肌感覚の乖離をいつも感じる。
スクリーンに映し出されるもののうち、いくつかは身に覚えがある。
でもそのシーンに紐づいている感触、つまり温度だったり、においだったり、湿度だったり、はたまた汗で肌にまつわる衣類の感触だったりが全くない。

エアコンの効いた館内で見ているんだから、それは当然。

でも、戦争映画を見るたび、どうしても違和感を覚えてしまうんですよ。

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